NOIR
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■バルカン憧憬・吸血伝説■

■B-01825
吸血妖魅考 性科学全集第十一編        \20000

日夏耿之介/武侠社/1931
初/四六/状態C/箱ヤケ・イタミ・図書館所蔵印/絶版/定価\非売品


英国の悪魔学者サマーズの2冊の著作を、日夏耿之介が一冊にまとめ1931年に出版された吸血鬼考察。さすが、難解・典雅・格調の高い詩で有名な訳者だけに、翻訳を超えた一流の著作となっている。吸血鬼思想の発生、ヨーロッパ各地の吸血鬼事例が取り上げられている。



   ■B-01728
吸血鬼幻想        \11500

種村季弘 装丁:野中ゆり/薔薇十字社/1970
初/19px21p/状態B/絶版/定価\2700


荒俣宏氏をして「吸血鬼文学を愛するドイツ文学者種村季弘がこの魅惑的テーマを得て語りつくした本・・・・血の思想史と、エロチシズム史をペダンティックに述べた作品で、ハードな読者向きには絶好であろう」と言わしめた、吸血鬼考察の上で必読の書。版元:薔薇十字社、装丁:野中ゆり・・・上質で気品の漂うドラキュラ本の白眉。

■B-00873
血と薔薇 1        \8500

責任編集:澁澤龍彦/天声出版/1968
初/23px18p/状態C/表紙スレ/絶版/定価\100


特集:男の死/吸血鬼/苦痛と快楽/オナニー機械 他
種村季弘「吸血鬼幻想」初出はこの伝説の雑誌の創刊号でした。



                                                   『血と薔薇』 は 『NOIR 血と薔薇・夜想』へ

■B-01631
ドラキュラ・ドラキュラ       \4000

種村季弘/薔薇十字社/1973
初/四六/状態B/品切れ/定価\1000


洋の東西を問わず伝承されてきた民間伝承的な怪奇譚やそれらをもとにして書かれた著名な作家達による吸血ものを一挙に集めたドラキュラーものとしては金字塔のようなアンソロジー。ちょっとB級をねらったペーパーバックの表紙ですが、そこは薔薇十字社、血の赤とモノクロのスチール写真だけの装丁が効いてますよね。

■B-01366
ドラキュラ・ドラキュラ       \3000

種村季弘/大和書房/1980
初/四六/状態B/絶版/定価\1300


薔薇十字社版の「ドラキュラ・ドラキュラ」からオーギュスタン・ドン・カルメ、ヴォルテール、日夏
耿之介のエッセイ、ダレルの短編「謝肉祭」を省いて大和書房から1980年に出された再販本。


■B-00835
吸血鬼カーミラ 
 sold out
ジョーゼフ・シェリダン・レ・ファニュ/訳:清水みち他/大栄出版/1996
初/A5/状態B/定価\1800


19世紀のはじめ、オーストリアの片田舎で、若く美しい娘たちが次々と謎の死を遂げた。美しい女吸血鬼「カーミラ」に狙われた少女の手記という形をとって語られる甘美な恐怖とエロティシズムに彩られた珠玉のゴシック・ホラー。随所に挿入されたモノクロームの美しい写真が不吉さをいやがおうにも高めている大栄出版社版はビジュアル的にも楽しめます。

■B-00918
就眠儀式  須永朝彦吸血鬼小説集  
 sold out 
須永朝彦 挿画:横尾龍彦/西澤書店/1974  再入荷 NOIR 05
初/A5/状態B/箱/品切れ/定価\1900


歌人でもある須永朝彦が「話の特集」や「ミステリマガジン」「黒の手帖」などのために書き下ろした「吸血鬼モノ」をまとめた散文集。装丁は著者自身、挿画は横尾龍彦。全編に渡って耽美的でホモセクシュアルな趣味が伺えます。吸血鬼の本質は猟奇や恐怖というよりエロスにあり・・・とは穿った見方。巻末の吸血鬼関連書籍目録と参考文献が充実。
     

■B-01321
吸血鬼ドラキュラ劇場  世紀末の散歩術      \2800

高橋康雄/新宿書房/1991
初/四六変/状態B/帯/品切れ/定価\2800


血・鏡・ねずみ・こうもり・ロンドン・トランシルヴァニア・人さらい・精神病院・・・。吸血鬼ものの代表作、ストーカー作「吸血鬼ドラキュラ」をフォークロア的に読み解く、ヴァンパイヤ・パノラミック・ブック。

■B-01345
血と薔薇のエクスタシー 吸血鬼小説傑作集        \2000

編:幻想文学編集部 装丁:建石修志/幻想文学出版局/1990
初/四六/状態B/品切れ/定価\1600


雑誌「幻想文学」がセレクトした日本人作家による吸血鬼アンソロジー。倉橋由美子「ヴァンピールの会」、三島由紀夫の「仲間」、中井英夫の「とらんぷ譚」、「影の狩人」、中河与一「吸血鬼」、種村季弘「吸血鬼入門」、戸川昌子「黄色い吸血鬼」などなど、これだけは読んでおきたいヴァンパイヤフリーク必読作品が満載。

■B-01283
ドラキュラ伝説        
sold out
レイモンド・T・マクナリー+ラドゥ・フロレスク 天野浩三郎:訳/角川書店/1979
再版/四六/状態B/品切れ/定価\960


ブラム・ストーカーの小説の出版以来、映画・演劇の中でさまざまに形・姿を変えつつ跳梁跋扈し続ける吸血鬼ドラキュラの正体に迫るノンフィクション。二人の歴史学者がトランシルヴァニア・アルプスの奥深い山中で発見したドラキュラ城。ルネサンス期東欧を舞台にくりひろげられる血で血を洗う凄惨な戦乱、その歴史の中に意外なドラキュラ像が。

書影は以下を参照 ■ドラキュラ叢書 1-10 揃い       sold out
責任編集:紀田順一郎・荒俣宏/国書刊行会/1976-77
初/四六/状態B/品切れ/定価各巻\980


国書刊行会「ドラキュラ叢書」は、紀田順一郎・荒俣宏両氏監修のもと、英米の怪奇スリラー小説を一挙に世に送り出すという意図で76年から77年にかけて出版された。「創元社世界恐怖小説全集」以来の企画であったが、取り上げた作品の幅が広すぎたことや、エンターテイメントとして拡販を意識しすぎた安価な装丁が仇となり、思ったほどの反響を得られなかったようだ。一部は国書刊行会で別のシリーズとして残り、角川ホラー文庫で再版されたりしたものもあるが、今となっては、やはりシリーズを一挙に揃えたいという向きも多いはず。残念ながら帯、月報「トランシルバニア通信」が欠けていますので、セットとしてはリーズナブルな価格としました。各巻の書影と解説は以下を参照。

■B-01957
黒魔団 ドラキュラ叢書 1       \1600

デニス・ホイートリ 訳:平井呈一/国書刊行会/1976
初/四六/状態B/品切れ/定価\980


霧のロンドンに奇怪な影を投じる秘密結社「黒魔団」。イギリスの代表的な怪奇スリラー作家であり、オカルト研究家でもあるデニス・ホイートリの黒魔術小説。「サタニストのサービス満点なプロットの妙も捨てがたく、黒魔術などに興味のない一般読者でも、完全に乗せられてしまうだろう」とはあとがきの紀田順一郎氏の言葉。

■B-01959
ドラキュラの客 ドラキュラ叢書 2      \1600

ブラム・ストーカー 訳:桂千穂/国書刊行会/1976
初/四六/状態B/定価\980(現価格\1575)


ワルプルギスの夜の恐怖の一夜を描いた表題作は怪奇小説の古典『吸血鬼ドラキュラ』の草稿として書かれながら本編から割愛されてしまった冒頭部分をまとめたもの。ほかに、「判事の家」「牝猫」「ジプシーの予言」「鼠の埋葬」「血まみれの手の悪夢」など、戦慄と恐怖に彩られた傑作九篇を収録。ブラム・スターカー唯一の短篇集。

■B-01958
妖怪博士ジョン・サイレンス ドラキュラ叢書 3      \1600

A・ブラックウッド 訳:紀田順一郎・桂千穂/国書刊行会/1976
初/四六/状態B/品切れ/定価\980


怪奇小説界のホームズ、心霊医師ジョン・サイレンス博士のもとにやってくる心霊現象に苦しむ人々を描く表題作。他に、前世の記憶に操られた男の奇怪な体験を描く「いにしえの魔術」、30年振りに母校を訪れた男を襲う恐怖「邪悪なる祈り」、ミイラの呪いの謎に迫る「炎魔」など、ジョン・サイレンス・シリーズ6編を収録。英国恐怖派作家ブラックウッドの傑作短編集。

■B-01960
星を駆ける者 ドラキュラ叢書 4       
sold out
ジャック・ロンドン 訳:森樹和/国書刊行会/1976
初/四六/状態B/絶版/定価\980


殺人によって終身刑を宣告された男が、度重なる拷問の末、狭窄衣で縛り上げたまま放置される中で、意識を飛ばし「星を駆ける男」となる方法を知る・・・。日本では動物物の作家とのみ知られているジャック・ロンドンのもうひとつの世界。

■B-01961
ク・リトル・リトレ・神話集 ドラキュラ叢書 5      \1600

H・P・ラブクラフト 訳:荒俣宏/国書刊行会/1976
初/四六/状態B/ラベルはがし跡/絶版/定価\980


地球侵略に着手する異次元の神々と人間との血も凍る激闘を描く恐怖の大系!!クトゥルー神話とも呼ばれる神話群の極く初期のラブクラウトやその継承者などの作品を集めたアンソロ時ー。

■B-01962
スカル・フェイス ドラキュラ叢書  6      \1600

R・E・ハワード 訳:鏡明/国書刊行会/1977
初/四六/状態B/品切れ/定価\980


超古代の幻想世界を舞台に繰りひろげられる剣と魔術の冒険対戦絵巻。1920年代に2流のパルプフィクション作家としてテキサスの片田舎で創作活動をし、1936年に自ら命を絶ったR・E・ハワードのヒロイック・ファンタジーは1960年代以降、「コナン・シリーズ」などが立て続けにハードカバーで出版されるに至った。2流パルプフィクション作家としては稀有な顛末といえる。

■B-01963
狼男卿の秘密 ドラキュラ叢書 7     
 sold out
イーデン・フィルポッツ 訳:桂千穂/国書刊行会/1976
初/四六/状態B/絶版/定価\980


陰惨な森に夜毎こだまする狼男の孤独な呼び声・・・・謎の人物ウルフ卿をめぐる暗黒の血脈とその葛藤を描いた英国推理小説の巨匠イーデン・フィルボッツの傑作怪奇小説。

■B-01964
幽霊狩人カー・ナッキ ドラキュラ叢書 8        \1600

W・H・ホジスン 訳:田沢幸男・他/国書刊行会/1976
初/四六/状態B/ラベルはがし跡/絶版/定価\980


幽霊狩人(ゴーストハンター)カーナッキが語る数々の怪奇話のトリックと彼にも謎の解けない怪奇現象とは・・・。科学対妖怪の息も継がせぬ死闘を語る「心霊的探偵小説」の決定版!

■B-01965
ジャンビー ドラキュラ叢書 9      
sold out
H・S・ホワイトヘッド 訳:荒俣宏/国書刊行会/1977
初/四六/状態B/ラベルはがし跡/品切れ/定価\980


人狼や半死人の彷徨する魔法の島に繰り広げられる血の夜宴!ラブクラウトとともに「ウィアード・テールス」誌が生んだ恐怖小説の巨匠が描く、西インド諸島の奇怪な風習に基づく怪奇譚を集めた短編集。目に見えない精霊ジャンビーの物語、小屋の中で何者かにねらわれる黒人男の恐怖を描く「カシアス」、などなど。

■B-01966
古代のアラン ドラキュラ叢書  10      
sold out
H・R・ハガード 訳:山下諭一/国書刊行会/1977
初/四六/状態B/新古書ライン/定価\980


「ソロモン王の洞窟」「二人の女王」に続くアラン・クォーターメン.シリーズの異色作。特殊な薬草を使用したアランの意識は古代エジプトにトリップ。そこには大冒険が待っていた・・・。時空を超越する熱血の冒険とロマン。

■A-00002
血と薔薇のフォークロア       \2,000

栗本慎一郎/リブロポート/1982
初版/状態B/カバヤヤスレ/絶版/定価\1,900


アールヌーボーと吸血鬼伝説を求めてのドナウの薔薇ブタペスト、そしてトランシルバニアへの紀行。中村英良氏の写真も美しい。

■B-01709水妖記       \600
岸田理生/光風社出版/1988
初/四六/状態B/品切れ/定価\1000


「水に堕ちて」という女の蠱惑の誘い。「冥府の川」を描きたいという画家の渇え。水と血の怪異譚。表題作「水妖記」ほか、倒錯の狂宴と官能の魔を描く「魔縄記」など、幻想とエロスの傑作集。

■B-01250
吸血鬼 江戸川乱歩全集5     \850

江戸川乱歩 挿画:古沢岩美/講談社/1971
5刷/四六/状態C/定価\


初秋の塩原温泉で、女をめぐる青年と画家との、世にも怪奇な毒薬決闘が行われた。決闘で勝ち残った男と女の泊まる旅館へ、幽鬼のような不気味な骸骨男がやってきた・・・・極彩色の妖美の世界が展開する乱歩ワールドを堪能できます。タイトルは「吸血鬼」ではありますが、いわゆる血を吸う吸血鬼が登場するわけではなく、

■B-01742
吸血姫       \2500

唐十郎/中央公論社/1971
初/四六/状態C/箱・表紙スレ/絶版/定価\850


夕焼けと共に「永遠の引っ越し看護婦」海野ほおずきが登場し、関東大震災で上野の山で焼け死んだ被災者達のところへ時間の壁を越えて「引っ越して」行こうとするところから始まる「唐版愛染かつら」ともいえるこの戯曲では、ヒロインほおずきが「東洋のマタハリ」川島芳子、超少女「さと子」に変貌しながらも、権力や体制に蹂躙されることに抗う。「あたしの口の中でほおずきがわれると/見るものはみんな腐り始める/そしてとうとう夕方も粉々に砕けたよ」。血の色、夕焼けの色のほおずきが割れた後には吸血姫たちの深い闇に満ちた忘却の夜が来る・・。高度経済成長期の1960年代と、関東大震災後の世相を重ね合わせて、歴史の夜の到来を暗示させたとも言える。ホフマン、ブニュエル、バタイユらの影響により、唐十郎が偏愛した義眼、リンゴ、柘榴といった球形イメージのひとつであるほうずきを表象的モチーフに使って印象的。

■B-01946
ハリウッド・ゴシック ドラキュラの世紀       \2900

ディヴィッド・J・スカル 訳:仁賀克雄/国書刊行会/1997
初/A6/状態B/定価\4515


『ドラキュラ』―1897年に刊行された1編の怪奇小説は、トランシルヴァニアの古城を住みかとする不死の吸血鬼ドラキュラ伯爵という20世紀最大の悪のスターを生み出した。小説はまたたくまにベストセラーとなり、やがて伯爵はマントを翻して舞台に、映画にと、原作を離れて1人歩きを始める…。ヴィクトリア朝下に生まれ、現代ホラー文化の源流となった近代の神話の100年にわたる歴史を貴重な図版資料と関係者との綿密なインタビューによってつぶさに描き出し、心理学・社会学的考察も交えて「ドラキュラ」像の確立と変容をたどる―ヒューゴー賞にもノミネートされた究極のドラキュラ読本。

■B-01817
怪奇映画の手帖       \1850

菊地秀行/幻想文学出版局/1993
初/A5/状態B/品切れ/定価\2136


怪奇小説の作家にして、マニア代表ともいえる菊池秀行氏による怪奇映画のナビゲート本。通俗的ではありますが、「吸血鬼ドラキュラ」「フランケンシュタイン」など先ずは怪奇映画の王道を知るには絶好の指南書です。

 
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